2013年1月31日木曜日

ソーラー武道館とTHEATRE BROOK

2011年の夏頃、YouTubeでこんな動画を見つけました。震災から3ヶ月が経った2011年6月11日、THEATRE BROOKが被災地の石巻を訪れ、アコースティクライブを行ったときの映像です。収録されているのは代表曲のひとつ「ありったけの愛」。

リハーサルスタジオに客を入れたような小さな会場でセットも最小限。にも関わらず、もう演奏もテンションもキレッキレで素晴らしい! 溜めて溜めてからドンッという、イントロの佐藤タイジのカッティングも、1番と2番の間での沼澤尚によるほぼドラム・ソロ状態のノリノリのオカズも、後奏の導入からうねりまくる中條卓のベースラインも。もうね。本当すごすぎる!

一回目の「100%ソーラーで武道館でライブやりてえな♪」では被災地だからこそ(?)の笑いが漏れたのに、二回目のときには「イエー!」のコール。入り込んでいく聴衆。「どっかのアホが言い出さないと、まともな未来は見えてこないぜ♪」「それがロックの役割と言うもの♪」では佐藤タイジの本気が完全に聴衆に伝わり、その後のサビ~後奏~後奏2に至る流れは、圧巻の一言。YouTubeのライブ動画で、「終わってほしくない」と思ったのも、わけのわからない衝動が湧いてきて泣けたのも初めてでした。

http://www.youtube.com/watch?v=k8aQr2B4HbE

しかし本当にすごいのはこのあとで、去年の12月、佐藤タイジは本当に「THE SOLAR BUDOKAN」を実現させてしまうわけです。セットリストは以下。

〈THE SOLAR BUDOUKAN〉@ 東京・日本武道館 2012.12.20 セットリスト
1. インディーズ電力メドレー / インディーズ電力
2. Close To You / The Sunpaolo
3. まばたき / THEATRE BROOK
4. Tone / Leyona
5. Fever / 和田唱(TRICERATOPS)
6. Lady Madonna~Rockin' In A Freeworld / LOVE PSYCHEDELICO
7. 愛と死のミュゼット / 加藤登紀子
8. together tonight / Salyu
9. 新しいYes / Salyu
10. 光について / 田中和将
11. R'N'R JEDI / 田中和将 & 増子直純
12. オトナノススメ / 増子直純
13. 幸せであるように / 浜崎貴司
14. サンシャイン / 土屋公平 with 屋敷豪太
15. Shinin' You, Shinin' Day / Char with 屋敷豪太
16. Smoky / Char with 屋敷豪太
17. 1990 / 吉川晃司
18. BOY'S LIFE / 吉川晃司
19. ルート2 / 奥田民生
20. マシマロ / 奥田民生
21. 嵐の海 / 藤井フミヤ with 奥田民生
22. Another Orion / 藤井フミヤ
23. 歩いて帰ろう / 斉藤和義
24. やさしくなりたい / 斉藤和義
25. ガルシアの風 / 仲井戸“CHABO”麗市 
26. 昨日よりちょっと / THEATRE BROOK
27. ありったけの愛 / 全出演アーティスト
http://tower.jp/article/news/2012/12/26/n08

なんだこの超豪華メンバーは。Charや屋敷豪太、奥田民生に藤井フミヤに斉藤和義にCHABOに土屋公平に吉川晃司にあの人やあの人も。正直この手の問題になると出てくる加藤登紀子には、違和感がなくもないけど、そうした俗人っぽい線を引かないあたりもこのイベントの素晴らしさだったんだろうとか、上記の映像を見たあとでは思ってしまうわけです。

そしてこのライブの模様がWOWOWで流れることになった模様。
http://www.wowow.co.jp/music/solarbudokan/

本当、これだけのためにWOWOWに入ろうかと悩んでみたり、や、DVD化を待とうかと思ったり、いやでも待てよ。よく考えたらWOWOWには「パンドラ」リシーズをはじめ、尾野真千子の「マグマ」、大泉洋と檀れいの「プラチナタウン」などを排出した名作枠「ドラマW」があるのか。それにしても、「外事警察」以来、尾野真千子から目が離せません。現在やってる離婚ドラマも、尾野真千子が出ているというだけで、見てしまう。や、去年「それでも生きてゆく」での演技が素晴らしかった瑛太もいい感じではあるんですが。

さて、どうしよう。

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