2012年11月30日金曜日

どうぶつの森とお取り寄せと2013年に流行るもの

画像
【All About News Dig】連動エントリー



NINTENDO 3DS用のゲームソフト「とびだせどうぶつの森」がメチャクチャ売れているらしい。クリスマス商戦が本格化する前に早くも100万本達成という、ものすごい勢いです。マジか……。

マジでした。このゲームは、初週からダウンロード販売でも20万本以上を売り上げ、ネットワークの活用が苦手と言われる任天堂をして、ダウンロードカードが一部で品不足になるほどの大ヒットに。裏を返せば、それほどに日本のネットワークインフラは成熟してきた、とも言えそうです。

ネットワーク環境の充実は、日常を激変させました。日本経済新聞と日経BPが行った調査では、住居費を除いた日常的な支出の20%はインターネット経由で行われているという結果が明らかになりました。

さらっと書きましたが、2割ですよ。2割! 近所にコンビニがあり、スーパーやドラッグストアがある。さらに外食など「消えモノ消費」もあるなかで、20%もネットで支払いがなされている……。これって相当スゴイことなわけです。

1クリックで自宅まで届けてくれる圧倒的な利便性は、確かに他のサービスとは比べ物になりません。アマゾンなんて朝注文したものが夕方に普通に届く。楽天にしても、結構な大物でもだいたい翌日には届く。高度成長期における、近所の酒屋さんか米屋さんかというほどの御用聞き状態。大手スーパーも実店舗をいかしての、ネットスーパー業態に乗り出すなど、近頃のネット通販サービスには、ものすごいきめ細やかさとスピードがあるわけです。

さらにネット通販が生活にもたらした福音といえば「距離を縮めた」こと。物流とセットで考える必要がありますが、例えば東京にいながら、地方の名産品が手に入る。また、普段行くには敷居が高いお店の味が、気軽に手に入るようになったことも「距離が縮まった」の一例でしょうか。

少なくとも、地方の生産者や加工業者にとっては、いまやネット通販という販路は欠かせないものになっていますし、客単価が高いレストランなども、通販のスイーツで売上を支えながらプロモーション活動に精を出すというケースも見聞きします。

ただ、ご主人の顔も知らないお店の味を、通販で疑似体験できるということが、本当にいいことなのかはわかりません。例えば、僕の大好きなハム・ソーセージ専門店「シュタンベルク」は、長野県の乗鞍にあって、通販もやっています。何度か通販も利用させて頂きましたが、やっぱりいちばんおいしいのは乗鞍の小さな工房兼店舗で購入したもの。そして東京の物産展やマルシェなどでかぶりつくホットドッグが、もうそれはそれはたまらん坂なわけです。

ネット通販を否定するつもりはありませんが、すべてのコミュニケーションには適切な「距離」があるような気がします。そう考えると、地方との距離が縮まったのは「福音」とばかりは言えないのかもしれません……。

あ、そういえば、ひとつ思い出しました。来年は「各駅停車の旅」のような、「ゆる旅」が流行ると予言しておきます。ポイントは「低速化」。みんなが便利さとか、スピードとか、ソーシャルとかに疲れちゃいながらも、そこから離れられないという……。どことなく切ないでしょうか。ならば「カジュアル茶席」なんかも流行るかもしれません。茶道マンガが人気になっていたり、「抹茶男子」なる男性も増えているという話ですし。あ、特に現時点でそういうイベントを考えたりして、ステマ的なものを巻き散らかそうとしているわけではありません(強調)。

おっと。気づけば「どうぶつの森」からずいぶん離れたところまで来てしまいました。今年の5月、シュタンベルクさんが東京のフェアに出店していた時のホットドッグにて、これにて。



【写真】
長野県乗鞍のハム・ソーセージ工房「シュタンベルク」が東京・吉祥寺の東急百貨店で行われた信州物産展に出店したときのソーセージ。パンはドイツから取り寄せている。尋常じゃない旨さ。そして最近、都内にシュタンベルクのソーセージが食べられる飲食店が開店しました。ふふふふふ……。

2012年11月28日水曜日

行列のできるエヴァンゲリオンと塚田農場

画像
【All About News Dig】連動エントリー

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q : 12年のオープニング興収トップに 「海猿」上回る

当初このニュースを聞いて「人気にはなるだろうけど、そこまで動員力ある?」とやや怪訝な顔をしていた僕が船舶……いえ、浅薄でした。

「あれはなんだ?」という難解なコミュニケーションをファンに突きつけた結果、「次作はどうなるんだ」という期待感を煽り、噂が周囲に伝播していく。まだ見ていないので、内容についてはなんとも言えませんが、もともと強固なファンがいるからこそ、許される手法と言えるでしょうか。1980年代のジャパニーズヘヴィ・メタルの雄、Loudnessや、E・Z・Oが全米進出に際して制作したアルバムで「売れ筋を狙ってアメリカナイズされてしまった」と一部から批判を浴びたのとはわけが違います。

早くも話が横道に逸れてしまいましたが、話はさらに横道に進みます。外食産業で、快進撃を続けるapカンパニー――。「塚田農場」などの飲食店ブランドを持ち、9月には東証マザーズに上場。10月には海外にも初出店という、いまどき飲食業においては珍しいイケイケさんです。看板的な業態でもある「塚田農場」さんを例にコミュニケーションの部分をちょっと考えてみたいと思います。

・ファン心理のロードマップ化
ヱヴァ:会報誌/Webで新作告知→マンガ誌での連載→キャラ・舞台設定公開→ファンイベントで作品限定公開→本放送(この間、約1年半)
塚:来店するともらえる名刺のようなカードをもらえ、「役職」がつく。次回来店時、指定の一品無料、半年間無断欠勤だとリストラ。
<共通項>
共感を訴えかける形でのファン獲得。ファン心理は一日にしてならず。共感を伴いながら、時間をかけて育てていくもの。


・ゆるやかな顧客管理
塚:サービスとサプライズによるファンづくりに徹し、一定の共感を得られたタイミングでケータイにシールを貼ってもらう。
ヱヴァ:版権管理がゆるやか。ウェブ上にある一部画像の部分使用をファンにも許諾し、共感を呼び起こす。
<共通項>
獲得したファンによる、周辺への話題伝播。話したくなるような種をリリースやコンテンツのなかに蒔いておく。


・キャッチーで良質な「素材/ブランド」の「活用/起用」
塚:近年評価を上げている、宮崎地鶏「じとっこ」などを使用したメニューづくり。
エヴァ:「超時空要塞マクロス」などを制作した「庵野秀明作品」を打ち出すことで、良質感を強調。
<共通項>
提供するもののクオリティは大前提。あのね。好みはさておき、発信者自身が自信を持って世に出せるものを本気で作るというのは、大前提なわけです。

いずれも当たり前に見えることばかりですが、実はこうした仕組みを狙って作るというのは、結構大変なことだったりします。その面倒と向き合い、作りこみ、やり切ることができるか。最後の最後は実際の運用で踏ん張れるかというところにかかっていたりするわけですが。

2012年11月26日月曜日

米と和牛と肉食系ブランド

画像
【All About News Dig】連動エントリー

様変わり「うまいコメ」の勢力図 北海道や九州の新銘柄台頭 旧来ブランド米も巻き返し

今年「特A」として認定されたのは、北は北海道、南は九州・熊本まで26のコメ。といっても、地方色豊かな新ブランド食材はコメだけではありません。全国で、さまざまな新ブランド食材が生まれています。

例えばブランド食材の王様である和牛。1980年代までは松阪牛や神戸牛ばかりが幅をきかせていましたが、この20年ほどで全国各地のさまざまな牛がブランド戦線に名乗りをあげています。「和牛のオリンピック」とも言われる、全国和牛能力共進会では2000年代に入ってから、宮崎牛や長崎牛など九州勢が台頭。その下克上ぶりからも、ブランド牛戦国時代の到来が伺えます。
http://zenkyo-nagasaki.com/wp-content/uploads/2012/10/housho.pdf


さらに「和牛」自体の評価軸も多様化しています。一昔前は「和牛」と言えば、サシの入った黒毛和牛ばかりでしたが、ほかにも和牛には、の褐毛和牛(あかうし/高知県・熊本県)、短角牛(岩手県など)、無角牛(山口県)が存在します。短角牛は食材の品質に定評のある宅配食材サービス、「大地を守る会」の食材としても取り上げるなど、その評価はうなぎのぼり(牛ですけど)。昨年11月には「全日本あか毛和牛協会」が立ちあげられ、ほかにも、雄のホルスタイン種を肉牛として肥育する「低脂肪牛」や、出産後の雌牛を再肥育した経産牛など、さまざまな価値が認められるようになりました。


本来「ブランド」とは「自己の商品を他の商品と区別するために、自己の商品に使用する名称や標章。銘柄。商標。」(大辞林)を指します。実際にブランドとして成立し続けるには、一定のクオリティは必要でしょう。ブランドとは品質を保証する記号であり、魂をわかりやすく伝えるコミュニケーション手法です。


肉牛の種類だけではありません。熟成法ならドライエイジングビーフ、加熱調理法なら低温調理など、この10年ほどで劇的に進化した日本の「肉食文化」。高価なものばかりがブランドではありません。地方、和牛の種類、熟成方法から調理法まで、無限の組み合わせが考えられます。

今年の1月(原稿を書いたのは12月)、2012年は食の地域化が進むという趣旨の記事を書きましたが、地方ブランドの発信力向上もあって、食ブランドのローカライズはますます加速がつくはず。ちなみに2013年の外食トレンド予測ですが「自家製加工肉Bar」なんぞが、流行り始めると踏んでいます。




【写真】参加する調理ユニット「給食系男子」の定例イベントでお出しした「牛リブロースの3時間ロースト」。200℃超のオーブンに1~2分入れた肉を、オーブンから出して5分休ませる、を20数回繰り返す。

2012年11月22日木曜日

メルマガという食べ物、メルマガという店

メルマガが読まれない理由、第一位。「本数が多すぎる」43.1%。
http://markezine.jp/article/detail/16764

えーと。あまりの素晴らしい調査に、悩みが悩み始めてしまいました。食事に置き換えると「ごはんを食べない理由」→「品数が多すぎる」。もしくは「外食しない理由」→「飲食店が多すぎる」……。

ええっ!?

昭和の親御さんなら、「このバチ当たりが!」と食べ残しを叱り飛ばすところです。じゃあ品数を減らせばいいのか……。もちろん、そういう問題ではありません。しかし、この調査は食べ物が多いこと自体がダメなんじゃないかという仮説に誘導されています。なら、栄養はビール(≒Facebook)とか点滴(≒Twitter)で摂取すればいいじゃないかということになりかねません。自ら身を置く世界の足元をすくいかねない、大変な勇気ある調査といえるでしょう。


想像の遙か斜め上方向に逆転の発想というか、調査サイドの上から目線の選択肢に加えて、リリースも特に切り口を用意するわけでもない、大変フラットなダダ漏れ調査結果もツッコミどころ満載で、非常にWeb的というか某家庭料理割烹的とも言えます。ある意味、既存メディアも見習うべきと思えなくもありません。

ちなみに、その他の選択肢を「ごはん」に置き換えてみると……。

・「内容が面白くない」→「ごはんがおいしくない」
・「欲しい情報が送られてこない」→「ほしいごはんが提供されない」
・「キャンペーンに応募するためだけに登録した」→「開店セールの期間だけ食べに行った」
・「情報が必要なくなった」→「ごはんが必要なくなった」

ドラえもんに、ほんやくコンニャクを出していただくまでもなく、こうした店は早晩のれんをたたまざるを得なくなります。いまさら言うまでもありませんが、個人経営の飲食店において出店自体が重要なわけではなく、「いい店」を作ることが大切なはずなのに。ここ数年のトレンドである「Facebookでファンづくりを」とか「Twitterでバイラル展開を」と同様、ツール=コンテンツという勘違いは永遠に不滅です。きっとマーケティング界あたりのホームラン王なんでしょう。

そもそも現在、「メルマガ」という形態に特化した調査にどれくらいの意味があるんでしょうか。米光一成さんがこんなエントリーを書いてましたが、やっぱり、お年寄りはなじみの店で安心感を得たいものでしょうし、地方から上京したばかりの大学生は有名店に行ってみたいものでしょう。その気持ちは大変よくわかるような気がしますが、チラシ的というかDM的メルマガが「有名店」に相当するかと問われると、とても困った気持ちになるわけでございます。

一時期、猫も杓子も状態だった有料メルマガにしても、「水道橋博士のメルマ旬報」のように、複数著者を立てた10万字クラスのコンテンツも出現しています。メルマガというチャネルの位置づけが食材かお店かはともかく、現状に満足しないお客様は異なるチャネルに移行してみると、世界が違って見えるかもしれません。ツール=コンテンツではないものの、やっぱり盛り上がってる商店街のほうがお客さんは来ますもん。

2012年11月20日火曜日

クリスマスはさておき、ヒカリエの男の居場所

他の大規模商業施設と同様、今年の4月26日に開業した渋谷ヒカリエさんもクリスマス商戦に突入されるようで。

渋谷ヒカリエは、開業後初のクリスマスプロモーションとして「Shibuya Hikarie Xmas 2012~Gift for ALL~」を、2012年11月21日(水)~12月25日(火)の期間中に開催する。

今年4月26日よりグランドオープンした渋谷ヒカリエは“Gift ALL”をテーマに、食・アート・雑貨など幅広いラインナップで、11月21日(水)からクリスマスプロモーションを実施する。
クリスマスを彩る雑貨やクリスマスケーキ、クリスマスディナー、ミュージカル劇場での特別な時間などがたくさん詰まった渋谷ヒカリエ自体を“ギフトボックス”に見立てて、大切な人と過ごすクリスマスを提案する。(後略)
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/14/099/

確か、ヒカリエのターゲットは確か「20代後半から40代の女性」だったはずです。ところが、僕が行くタイミングが悪いのか、飲食店フロアに行くことが多いからか、ご家族連れやカップルが多いように見受けられます。

日経リサーチさんの調査ではターゲティング通り、20代後半~40代の女性が「直近3か月に利用した商業施設No.1」となられたそうで、誠におめでとうございます。調査手法も含めてお見事と言うほかありません。調査が行われたのは9月。オープンから日が浅い、渋谷駅直結のヒカリエさんが老舗の百貨店相手に圧勝されるのは、先日「イブニング」で読んだマンガ、『おせん』(きくち正太)の「お客さんに味わっていただくのは心根」というセリフ同様、当たり前のことだと思われます。あ、マンガは関係ないか。

さてヒカリエさんは、トイレ(スイッチルームと呼ぶらしい)やパウダールームなど、女性向けの施設やサービスを充実させていらして、お姉さま方へのもてなし感満点。ある意味、大変にジェントルな振る舞いをされているわけです。われわれ男性は、置き去りにされた寂寥感を覚えそうになりますが、公式Webでの説明を拝見するとちょっと趣が変わります。ヒカリエさんは「渋谷の街全体の活性化」や「文化の発信基地」という位置づけの施設でもあるようです。
http://www.hikarie.jp/about/index.html

あー、よかった。文化の発信基地ということであれば、ぼくのようなおっさんも多少は足を踏み入れてもいいのでしょうか。そういえば、ヒカリエさんには「UNITED ARROWS」や「BEAMS LIGHTS」など男性向け(おしゃれ)アイテムを扱う店舗もあります。男性向け店舗が『パタリロ!』(魔夜峰央)における”異性愛者”くらい少数だとしても、逃げ場があること自体がとても大切で、たいへん気持ちがラクになるわけです。

一部には「女性向け商業施設なのか、文化の発信基地なのかわからん」とか「企画がブレてる」などと、乱暴なことを仰る方もいるようですが、「渋谷の駅近く」「元・東急文化会館」という場所に巨大商業施設を建てるとなると、いろんな人がいろいろワーワー言い出し、思惑のスクランブル交差点状態になることは容易に想像できます。最後はコンセプトに一定の幅を持たせ、時代の多様性を映しだしたとでも、解釈したらよろしいのでしょうか。「カワイイを卒業する、大人の文化発信基地」とかなんとか、全体を串刺しにするキーワードがあってもいい気はしますけど。

ともあれヒカリエさんなら、冒頭のニュースのようなクリスマスディナーの店選びには何の不自由もありません。アメリカ歴代大統領相手の晩餐会で総料理長をつとめた山本秀正シェフ率いる「SESTO SENSO H (セストセンソ アッカ)」や、予約の取れない店として知られる「アロマフレスカ」の原田慎次シェフが監修した「THE THEATRE TABLE」といったイタリアンに飛び込んでおけば問題なし(夜のみ予約可)。

そしてたいへん遅くなりましたが、本題です。女性にやさしいヒカリエさんで、男性の避難場所として飲食店は大変貴重な存在です。とりわけカウンターとビールがあるような店なら、男一人でも楽しくやれるでしょう。以下自分用メモも兼ねて、2012年11月現在、男の一人飲み店の整理。

1. 利久(牛たん)
本場、仙台でもっとも長い行列ができる、牛たん専門店。厚切り牛たんを使った「牛たん【極】定食」が看板メニューですが、牛たんを使ったカレー、シチュー、つくね、ソーセージ、シュウマイなど、ビールに合うつまみ、盛りだくさん。行列時でも、カウンターの一人客なら先に入れてもらえることも。

2. 恵み(回転寿司)
一人客にも、とてつもなくやさしいのが回転寿司店のカウンター。それはヒカリエさんでも変わりはありません。ありがとうございます。この店はまぐろ問屋の経営だそうで。ビールはスーパードライ(アサヒ)と一番搾り(キリン)。

――ここまでが「ヒカリエ男の一人飲み店」、特Aクラス。以下は席の回転や行列など、上記2店舗ほどの落ち着きは得られなくても、ビール+カウンターという男の居場所もがっちり。

3. まい泉(とんかつ)
安全、安心、安定のとんかつ店。肉を叩いて柔らかくする技法は最近のトレンドではないものの、こういう柔らかさもおいしい。かつサンドにはうってつけ。一人客でも気兼ねなく入店できるカウンターって、やっぱり偉大。ビールはザ・プレミアム・モルツ。

4. D47食堂
ナガオカケンメイさん率いるD&Departmentがプロデュースする、47都道府県の食を提供する食堂。店内の時間がゆったり流れるだけに、行列のわりに入店に時間がかかることも。ビールは常陸野ネスト生ビールのほか、志賀高原ビールや箕面ビールにCOEDOなども。

5. うりずん(沖縄料理)
那覇市内に本店のある、沖縄料理の名店。ドゥル天(田芋のコロッケ)やボロボロジューシーなど、本店の名物メニューがヒカリエさんでも頂けます。もちろんビールはオリオンも! 内地の沖縄料理店は、沖縄に比べて女性客が高い気がしますが、ヒカリエではさらに女性が多いような気がします。

あっ。もし本当に一人なら、ほかにカウンターがあってビールを出すいい店はたくさんありました。特にクリスマスにヒカリエに行く用事もないので、僕は周辺の店でサンクトガーレンの「湘南ゴールド」でも飲もうかと一瞬思いましたが、そもそも渋谷に出る用事もなさそうな気がします。また今年も仕事かな……。