食ニュース・報道の解説、料理・調理の仕組みや科学、全国うまいもの情報などの「食」以外にも、本業の編集やWebの設計、広報展開などコミュニケーション領域の気になる「うまいもの」あれこれについて取り上げる、よろず編集者/「食べる」「作る」「ひもとく」フード・アクティビスト/「食本」レビュアー/給食系男子三合、松浦達也の推敲なし、誤植まみれのBlogです。
2012年12月5日水曜日
GRⅢ→XZ-2
GRⅢ絶不調につき、コンデジを10年ぶりのC-40Z以来のオリンパス機に衝動チェンジ。「描写がいい」という大前提を除いて、機種変更にあたっての条件は3つ。
http://olympus-imaging.jp/stylusx/
・自分のカバンの横ポケットに入る厚さ(課題は格納時のレンズの高さ)
・RAW画像が撮れる(この時点で対抗馬はキヤノンG15とソニーRX100)
・ズームつき(単焦点のGRで、画角調整に苦労した)
最後はソニーのRX100との間で、メチャクチャ揺れたが、レンズとバリアングル液晶の差でXZ-2に軍配。センサーサイズの差が気になるレベルの撮影ならmkⅡを持ち出すだろうし、いつものカバンの横ポケットにぎりぎり入るサイズだったので、目をつぶることに。なにより、オリンパス機はスマートメディア仕様だったC-40Z以来10年ぶりということで、ちょっぴり定点観測的な意味合いも込めて、XZ-2にさせていただきました。
これでコンデジの系譜は、C-40Z(オリンパス)→(何が何でも一眼期)→GX100(リコー)→GRⅢ(リコー)→XZ-2(オリンパス)に。なぜかコンデジとなると、ニコンやキヤノンを選ばないのか自分でも謎だ。まあ一眼レフとなるとレンズ資産的に、この2メーカー以外選択しづらいので(現在はキヤノン)、コンデジくらい自由にやらせてくれよというモードが発動するのかも。
んで、このXZ-2、まあちょこちょこ不満はあるにしても、いい。何よりきちんとホールドできるのがとてもいい。撮影側に「撮ってる感」がありつつも、たぶんこのくらいのサイズなら被写体に過度の緊張感が出ない、ぎりぎりのバランス感がちょっと楽しい。
<いいとこ>
回転は限定的な分、頑健そうなバリアングル液晶
オートホワイトバランス、自分好みの調整ぶり
レンズリングでの絞り調整、超ベンリ
ところが、1日使ってみると、それなりに不満も出てくるものです。
<わるいとこ>
本体にケーブルつながないと充電できない(オプション充電器、即購入)
UIの個性が強くて、なじむのに時間かかりそう
さらに致命的なのが、使用PCに入っているAdobeのCamera RAWが未対応なこと。付属のビューワーじゃ、レタッチはとてもできない上に、Macに入っているCS5も、Winに入ってるElementsも、サポートされているCamera RAWのバージョンは6.7まで。
……。Adobeさん。高額なソフトをプロフェッショナルなデザイン畑のユーザー囲い込んで販売したいなら、せめて一代前くらいまで対応しなはれ。高額な年俸もらってるベテランのプロ野球選手が、後進の指導もしないとかマジあり得ない。や、もう本当、どういうことかと憤慨してみたりするわけです。まあ、そんなことも確認せずに、ショップ店頭で衝動買いした僕が誰よりも悪いんです。ええ。
というわけで、あれこれごっちゃにした本日のわかりやすい囲い込み商法的、まあええか→嫌い順位はこんな感じ。
Google>Olympus>Microsoft>Facebook>Apple>Adobe
選択したのは自分だとはいえ、囲い込むならちゃんとサポートしろやという、わがまま勝手な愛人理論を引っさげて、Adobeセンセイはいつもどおりの不動のポジションにおさまるわけです。本当、「先生と呼ばれるほどのバカでなし」。もうちょっとうまくやっていただきたいものでございます。
※12月5日追記
Olympusのサポートに電話をかけて「RAWデータのレタッチ動作確認できてるサードパーティのソフト教えて」→「サードパーティさんの動作確認については、こちらでは明確にお答えできません」。(これは、しゃあない。でも、ぶっちゃけベースで教えてほしかったなあ)
Adobeのサポートに電話。「使えるPhotoshopのバージョン教えて」→「CS6もElements11も未対応です」→「いつになんねん」→「そんなに遠くないとは思いますが…、明確な時期はちょっと」→「目安でええから」→「申し訳ありません」
あの……。発売から1か月経ってるんですけど……。
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